診療内容
かわごえクリニック内に設置された小児てんかんを専門診療するクリニックです。
- 川越駅から徒歩3分、近くに駐車場もあり受診するのに大変便利です。
- 新患予約制なので、初診時からてんかん診療を開始します。
- 診療はてんかん専門医・小児神経専門医が行います。小児てんかんだけでなく、てんかんに関連する小児の神経疾患の診療も同時に行います。
- てんかん専門病院と連携しているので、詳細で正確なてんかんの精密検査をしたり、手術治療などのアドバイスをしたりすることができます。
- 日本てんかん学会や日本小児神経学会などのてんかん関連学会・団体との連携を行います。
対象となる症状
熱性けいれんを繰り返す、入浴後のけいれんを繰り返す、寝ている時にぶるぶるけいれんする、体や顔の一部がぴくぴくする、ぼーっとして記憶がない、明け方の嘔吐を繰り返す、頭を前屈させる発作を繰り返す、突然倒れる、などてんかんかな?と思ったら、遠慮なく当科を受診してください。
スタッフ紹介
名前 | 専門分野 | 資格 |
---|---|---|
山内秀雄 |
小児てんかん・小児神経疾患の診断と治療 | 埼玉医科大学病院 小児科 教授 埼玉医科大学病院 てんかんセンター長 日本てんかん学会理事・指導医専門医 日本小児神経学会元理事・指導医専門医 日本小児科学会専門医・代議員 日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医 Infantile Seizure Society 世話人代表 |
新井幸男 | 小児科 | 埼玉医科大学 非常勤講師 医学博士、日本てんかん学専門医・指導医 日本小児科学会専門医 日本小児神経学会専門医 |
診療担当医表
令和5年4月1日現在
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 | 山内 秀雄 (第1,3週) |
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午後 | 新井 幸男 (第2,4週) |
小児てんかんクリニック外来は、新患予約制を実施しております。初診の際は、電話で日時をご予約の上、保護者の方は受診するお子様と一緒に来院下さるようお願いいたします。初診の際に保護者の方のみで来院された場合、自費診療となりますのでご了承ください。
◆ お問い合わせ・初診外来のご予約
かわごえクリニック小児てんかんクリニック外来 【電話番号】049-238-8279
[電話でのお問い合わせ受付時間] 火~土 8:30~12:30、13:30~17:00
◆ 問診票
予約日が決まりましたら、以下の問診票をダウンロードしてご記入の上、予約日(受診日)にご持参ください。来院後にご記入いただくことも可能ですが、その場合は予約時間の45分前までにご来院いただくようお願いいたします。
◆ 発作記録のお願い
てんかんの診療において「発作の情報」は診断と治療に役立ちます。スマートフォンやデジタルビデオカメラで発作を撮影できた場合は、外来受診時にお持ちください。
小児てんかんとは?
てんかんは100~200人に1人の割合でもっている頻度の高い病気です。てんかんは発症の時期は小児期が最も多いと言われています。小児のてんかんの特徴は、新生児期から乳幼児期、学童とそれぞれの発症時期に特徴的なてんかんがあります。もう一つの小児期のてんかんの特徴として、抗てんかん薬で治りやすいてんかんから神経学的な後遺症を残す治りづらいてんかんまであることです。
小児のてんかんは症状が非常に多彩で、手や顔面の一部がぴくぴくするもの、頭をかくんと前屈させるもの、全身をがくがくさせるものから、ボーっとして反応がなくなる、嘔吐を繰り返すけいれんを伴わないものまで様々です。そのためなかなかてんかんと診断されないことがあります。乳幼児期におきる熱性けいれんは全身をがくがくさせるけいれんなので、発熱がはっきりしないときはてんかんと区別しにくい場合があります。
小児のてんかん治療の目的は、早期に診断し治療を開始し神経学的予後をよくすること、発作をなくすこと、発作を減らすことでQOLを向上させることです。
関連リンク
〇学術団体〇
日本てんかん学会 http://square.umin.ac.jp/jes/
〇患者さん向け情報〇
日本てんかん協会 http://www.jea-net.jp/
てんかんinfo http://www.tenkan.info/about/epilepsy/
てんかんabc https://www.tenkan-abc.jp/
てんかん専門医を目指す医療者の方へ
当クリニックは「日本てんかん学会認定研修施設」です
学内外を問わず、専門医取得希望のある方に取得機会の提供が可能です。