血液凝固外来

対象疾患

① 出血性疾患

「出血しやすい」「血が止まりにくい」「あざができやすい」など出血傾向や止血不良を自覚している方の診療を行います。以下に挙げる疾患に該当する可能性がありますので、ご心配な方はご受診ください(紹介状不要)。また、採血検査の中の「凝固検査」で異常を指摘された方の原因検索もいたします。

具体的な疾患

「後天性血友病」の1例

血友病(皮下注射による出血予防など最新の治療を提供します)、フォン・ヴィルブランド病、その他の先天性凝固因子欠乏症、自己免疫性後天性凝固因子欠乏症(後天性血友病を含む)など

② 血栓性疾患

60歳未満で原因不明の血栓症(脳梗塞、心筋梗塞、下肢深部静脈血栓症、門脈血栓症ほか)に罹患された方の確定診断および治療を行います。「特発性血栓症」として、以下に挙げる疾患に該当する可能性があります。不育症(習慣性流産)の原因にもなり得る疾患が隠れていることもあります。また、「血液をサラサラにするお薬(諸刃の剣と言われます)」を服用されている方で、現在の治療に不安や疑問を抱いている方はご受診ください。

具体的な疾患

プロテインC欠乏症、プロテインS欠乏症、アンチトロンビン欠乏症、フィブリノゲン異常症、凝固XII(12)因子欠乏症、抗リン脂質抗体症候群など

スタッフ紹介

名前 専門分野 資格
松本剛史
松本剛史
輸血医学、血液内科学、血栓止血学 埼玉医科大学総合医療センター 輸血部 教授
日本輸血・細胞治療学会認定医
日本血栓止血学会認定医
日本内科学会認定医・総合内科専門医
日本血液学会血液専門医・指導医
日本エイズ学会認定指導医

※診療枠・・・月1回の水曜午後(14時~16時)(注.診療日はお電話でご確認ください。)

診療担当医表

令和7年4月1日現在

 
午前
午後 松本 剛史
(3週間毎)

 

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